1948-05-25 第2回国会 参議院 労働委員会 第7号
安本筋の最高賃金統制方式に對しては、社會黨の出身閣僚は、賃金安定は賃上げ要求の爭議行爲防止が先決であつて、實質賃金の裏付けのないこの賃金統制はやるべきでないと、そういう工合に考えておる、又西尾大臣も輕々にこの問題を出すべきでなくつて、今國會中には結論は得られないだろうというようなことを申されたということが述べられておりました。
安本筋の最高賃金統制方式に對しては、社會黨の出身閣僚は、賃金安定は賃上げ要求の爭議行爲防止が先決であつて、實質賃金の裏付けのないこの賃金統制はやるべきでないと、そういう工合に考えておる、又西尾大臣も輕々にこの問題を出すべきでなくつて、今國會中には結論は得られないだろうというようなことを申されたということが述べられておりました。
○國務大臣(加藤勘十君) それも西尾君がどういう意圖を以て、そういうことを言つたかよく分りませんが、少くとも本國會中と言えば、定められたる期間と言えば、六月の二十日であります。そうこの問題が早急に、實際問題として處理されるものではないと私もそう思います。從つて西尾君が日にちを切つたことの意義は分りません。少くともそこに輕々しくこの問題が取扱われるものではない。
○栗山良夫君 それからこの國會中の……。
是非ともこの國會中に我々解決をつけたい、こういう念願を持つておりますので、私たちの申しますことが非常な無理なことを申しておるということを十分分つておりますけれども、大臣におかれましても、もう外務大臣は本會議でも申された通り引揚げて來るまででありますから、歸つて來てからは厚生大臣にどうしてもお願いするより外に方法はないのでありましてこの點をよく酌んで頂きまして、或いは不躾けなことを申上げることもあるかも
從つて今國會中におきましてはこれを採擇する或いは採擇しないというような問題を決定することもでき難いかと思うのでありますが、一應保留にいたして置きまして御異議ございませんか。
につきましては、たとえばこの決算なるものが單に報告として國會に提出され、各議院まちまちにそれぞれ取扱うというような從來の例によらずして、新憲法下における國會の財政上の權能の觀點から、決算を議案として取扱い、兩院の議決を一致せしめて、國會の一致した一つの意見として發表する方がよいではないかという意見もありまして、これらにつきましていかように取扱うかということにつきましては、昭和二十年度決算審査をこの第一囘國會中
不明であるが、不誠意であるか、どちらかでございまして、その人々が今自由主義者と稱して樞要の地位についておられるのでございまして、結局國會中に人物なくして、今日の状態に立ち至つた、かように思うのであります。